結局小説になった

ふたごです。レインの描写が難しい・・・;

・・・ところでこの日記、「シェファ、エクファ」とか「ブラレイ」でたどり着く人が多いです・・・。えーと、もしかしてごめんなさい?(死

俺はソレもいいけど、やっぱりブラファでエクレイです・・・!><
あ、でもこの小説はブラレイだと思います(は















ふしぎ星のふたご姫Gyu!の・・・レイ→ブラ小説。多分。ブラファはいってます。エクレイも?




「っ!ブライト様、おまたせしました!」


「やあぁレイン。大丈夫だよ。今、来たところだから。」



+news+




時は放課後、場所は中庭。

レインは、今度の学園ほのぼのニュースの題材として、「部活をやっている人」の取材に回っているところだった。

今から取材をするのはそう・・・、フェンシング部所属の、ブライトだった。
身近で、スグに応えてくれるであろうブライトが1番手になったのは、レインとしては至極当然だった。
何より、レインはブライトに想いを寄せているのだから。



「ごめんなさい、今日も部活があるんですよね?」


「うん、だけどいいんだよ。今日は、開始時間が少し遅いんだ。
・・・さぁ、なにが聞きたいんだい?」


「あ、はい。それじゃあ、・・・」



そういうと、レインは紙とペンを持って、できるだけ詳しく、かつ短時間にまとめた(つもりのよう)で、部活の内容ややりがい、フェンシング部としての戦績などを質問して、ブライトはそれに丁寧に、わかりやすく答えた。


「ありがとうございますっ。それじゃあ、これが最後の質問になります!」


質問のやり取りが楽しくて、レインは少し気が高ぶっていた。ほんの少し。


「どうぞ」


笑顔で答えるブライトだったが、



「今、幸せですか?」



この質問によってその笑顔は打ち消された。



「・・・」



「・・・?あれ?あ、わたしまち・・・がえ」



ブライトの視線はレインから外れ、睫毛はほとんど伏せられてしまった。



そして、沈黙が出来た。







レインはただ、「楽しいですか」の質問を、その延長形とも言える「幸せですか」といってしまった。


“ソレだけの事”だった。そのハズだったが・・・。



「あ・・・ブライ、ト・・・さま」


いったつもりが、ほとんど声にならなかった。


それほどまでに、ブライトの表情は重かった。とても・・・辛そうに見えたのだ。



(何故ブライト様は・・・こんなに苦しそうな顔をするの・・・?)



レインの頭は、軽いパニック状態になった。


(どうして・・・?わたしが聞いたことのせい・・・?ブライト様は・・・幸せではないの?)


「・・・ぁ」


ほとんど泣きそうな顔のレインの声が小さく漏れて、


しかしそれをさえぎるようにブライトは、


「幸せだよ。もちろん。・・・すごく、とても。」


レインとは目を見ないまま笑顔にして、言った。


「あ・・・は、は・・・い、あの・・・あ・・・の、すみませ・・・ごめんなさい・・・!!!」


レインはその笑顔が辛そうで、その場の雰囲気にも耐えられなくなって逃げ出すように身を翻した。が、


がっ。


ブライトはレインの細い腕をつかんだ。



「・・・!?」


「・・・ごめん」


レインはゆっくりとブライトのほうに顔を向けたが、ブライトは俯いていた。


「ごめん・・・ごめ・・・ん・・・」



「・・・・・・っ」



ブライトは無意識だろうが、その腕を握る手の力はとても強く、


「・・・い、いたいです、痛い!」


「!・・・あ」
力がこめられていた手がパッとはなれて、ブライトは顔を上げたが、


「あ、れ、レイン・・!!」


レインはそのまま逃げ出すように走り去っていた。




――――――――――――――――――






翌日。


ブライトは1番早い休み時間に、レインに会いに行った。

昨日のことを引きずってか、悲しそうな顔をしているレインと、そのレインに心配そうな表情で、しきりに「どうしたの?大丈夫?」と聞くファインがいた。


「レイン・・・」


教室から出てくるレインは本当に悲しそうで、思わずつぶやいた。


「・・・」


そして、何も言わないレインの代わりに、


「ブライト?なにかしってるの?・・・レインを泣かせたのは・・・」


ファインが少し怒りながら言う。


「・・・すまない、ファイン、2人にさせてほしいんだ・・・」


「・・・わかった」


が、同じく悲しそうな顔で言うブライトに押されて、ファインはしぶしぶ教室に戻った。




「・・・レイン、顔を上げて、くれるかい・・・?」


そういってみたものの、レインは、頭を小さく横に振った。


「・・・昨日は本当にごめん。本当にすまない。本当に・・・あやまってもあやまりきれない。
僕は君を泣かせてしまった。・・・昨日は本当にどうかしていたんだ。」


気持ちは伝わっている様子だったが、まだレインは小さく肩を震わせていた。

「・・・・・・」


ブライトもまだ悲しい顔で、いたが、ひざをついて、レインの小さくて暖かい手をとった。

レインは少しあっけにとられて、自分より小さくなったブライトの真剣な視線に目を奪われた。

「ほんとうにすまない、レイン・・・。今ならはっきりといえるんだ。

みんなや、・・・君がいて、僕は本当に幸せだと。


なのに・・・僕は君を泣かせてしかった・・・。本当に、本当にすまない。・・・許して、もらえない・・・かい?」


「・・・っ」


そんなブライトの気持ちが伝わっていないのではなかったレインは、今度は大きく首を横に振った。


「ブライト・・・様・・・っ」


そして、ようやく口を開く。涙をこぼしながら。


「わたしこそごめんなさい・・・!でも、本当に・・・ホントにブライト様は幸せですか!?本当ですか!?」


それから、問う。



「!・・・もちろん」


ブライトは一瞬驚いたが、すぐに優しい笑顔になって、


「もちろんです、プリンセスレイン。幸せすぎるくらいだ」


言いながら、レインの涙を指で拭った。


そしてとったままのレインの手に、そっと口付けて、微笑んだ。


「〜〜!!う、うぁあ、ブライト様・・・ひっく」


「本当にごめん、レイン・・・」


声を殺しながら泣くレインを、立ち上がったブライトが、長い間だきとめていた。



――――――――――――――



「みなさんこんにちは!学園ほのぼのニュースの時間です!今日は部活動についてインタビューを・・・」



――――――――――――――





・・・END?




―おまけ。


ばし。


「いたっ」

「おまえ一体アレはどういうことだ」

「ああ、ご、ごめん、あの、その、いや・・・ごめん。」

「・・・気をつけろ」

「・・・うん」



END。











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ほんとはもっとバッドなかんじを考えてたけどやめておきました。ごめんなさい起承転結まるでないですOTL