小話。


VALENTINEだし。



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甘い甘い、とびきりのチョコを。



「・・・なにつくってんだ」

「チョコ〜」

「・・・あぁ・・・お前は毎回変なもの覚えて帰ってくるな・・・」

「変じゃないもんッ・・・なによぅ、せっかく作ってるのにさァ。食べたくないの?」

「・・・食べたくないの?か。向こうじゃ欲しいとか欲しくない、だろ・・・いや、そもそも女か

ら贈るモンじゃないだろ、フツー。・・・いや、どっかの島国はそうだったかもしらんが」

「なんでもいいじゃない・・・いいよ、私自分で食べるから。ウィルにはあげない!こんな

に、美味しく作ってるのに。・・・愛してるから・・・。」

「・・・」

「・・・ッ」

「欲しいな・・・

いや、よこせ。」

「・・・もう、しょうがないなぁ・・・」






「つーかこれ甘過ぎだろうが…」

「愛の大きさだよ〜、愛が深くて大きいほど、甘く作
るんでしょ?」

「…誰に騙されたんだ」

「…違うの?まぁいいじゃん♪ウィル、甘いもの好きでしょ?」

「…まぁ、いい、か…」





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・・・・なんでもないです。死。




えっと、成ちゃん・・・インスパイアしてしまいました(おい

・・・それ以上は何も・・・